からあげ最強説
わたくし原田は最近からあげが食べたくて、食べたくて仕方ありません。
正直、東海地方の中心でからあげー!と叫びたくなるほど、からあげを欲する瞬間もあります。
なぜか一年に一度、この波はやってくるのです。
どーにもこーにもからあげが食べたくなるのです。
そんな時は行く先々でからあげを買っては、ひたすらムサボリ食う。
もう目が血走ってるんじゃないかというほど、ただただムサボリ食う。
ヤベェやつじゃねーか、あいつ・・と思われても、ひたすら食う。
いまは2週間ほど、ずぅーーーーっとからあげを食べております。
そうなるにはあるきっかけがあったんです。
事の発端は友達とお気に入りのスーパー銭湯で露天風呂に浸かっていた時。
「ふぅ~~。風呂上がりにビール飲みてぇな」
「あ”----!!いいねぇぇぇ~~!!。。。。くぅ~!!飲みたくなってきた!」
「ビールとなに食おっかなーーー」
「おつまみなにしようかねぇ~、うーん、なにが合うやろなー
ねぇねぇそもそも、ビールに合う最強のおつまみってなんだと思う?」
そう、ここから始まったのです。
この何気ない会話から始まったのです。
偉大な発見はいつだってこんな何気ないところから始まるものです。
ニュートンが万有引力を発見したのも、何気なくりんごの木を見ていた時なのです。
わたくしが後に、(自分にとって)偉大なる発見となる、ある「説」を導きだすきっかけとなり、そしてからあげを目が血走るくらいムサボり食うようになったのも、この何気ない会話が始まりだったのです。
「ビールに合う最強のおつまみかぁ~」
「ギョーザじゃない?」
「いや、えだまめ・・・・うぅ~ん、ホッケもいいなぁ」
「いや!オレ、ケンタッキーがいい!!」
「ケンタッキーいいねぇ!!・・・・あっ、でもからあげがいいんじゃないか!」
「あっ!!からあげっ!!それだ!からあげだ!!からあげめっちゃグッときたわぁ!しっくりきた!からあげ最強じぇね?」
そうです。我々の「ビールのおつまみサミット IN スーパー銭湯(参加人数2人)」で、満場一致で「からあげ」が最強のおつまみに決まったのです。
この後友達は風呂上がりに食堂にて、
満面の笑みでビールと共に「ひつまぶし」を食べるという暴挙に出るのですが、
そこからというもの、わたくし原田は毎日毎日からあげが食べたくて食べたくて仕方ない日々を過ごし、今に至るわけです。
しかし、その、からあげと共に生きる日々の中で原田はふと思いました・・・
「からあげっておつまみだけじゃなく、ご飯のおかずとしても最強なんじゃね?」
そうなんです。わたくしはからあげがあればご飯を茶碗何杯でもイケるのです。わたくしの中での「ごはんがススムくん」は、からあげなのです!
そしてまたまた思いました。
「いやいや、弁当の中にからあげが入っててもめっちゃテンション上がるじゃないか!」
今度は一人脳内サミットを行い、
(参加国・原田の大脳、前頭葉、脳幹、間脳、大脳新皮質→議長国・原田の小脳)
激しい議論の末、からあげに関するいくつかの意見が出されました。
・ビールのおつまみにはもちろん最高
・ご飯のおかずとしても確実にトップ5に入ることは人類共通
・小腹が減った時にもちょーどよく満たしてくれる(おやつになる)
・お弁当のメインにもなれるし、脇役にもなれる
・いや、弁当だけじゃなく、食卓の上でも、おかずのメインにもなれるし、副菜(サイドメニュー)にもなれる
からあげ・・・・・
最強やないかーーーーーーー!!!!!!
これは自分の頭の中でイナズマが落ちたほどの衝撃でした。
ついでにイナズマというフレーズにドリフの雷様のコントも思い浮かびました。
こうしてわたくしの人生を今後左右するかもしれない、ある説が誕生したのです。
「からあげ最強説」
皆さま、いかがでしょうか?
これ、けっこー信憑性ありませんか?
からあげほどパワーと存在感を持っていて、且つオールラウンドにどのポジションにおいても、とってもいい仕事をする食べ物が他にありますでしょうか?
二刀流の大谷翔平選手をも超越してしまう、三刀流、四刀流で、
ご飯界の大海原を悠然と闊歩してしまうこのからあげのポテンシャルを今一度じっくり考えていただきたい。
からあげの他にこれほどまでに、オールラウンドに活躍できる選手をちょっと考えてみましょう。
・ギョーザはおつまみ、おかずにはいい。けど、弁当にギョーザはあまりスタンダードでもない
・えだまめはおつまみとしてはバントの名手・川合並のいぶし銀選手。しかし、メインのおかず、お弁当のおかずにはなりえない
・ほっけはおつまみ、ご飯のおかずにはいける。しかし、弁当にほっけのひものが一匹まるっと入っていたらドン引く
ね?
これほどまでのスター選手でも、全ての役割をこなすなんてことはできないんですよね!
からあげは、おつまみ、ご飯のメインのおかず・サイドメニュー、弁当のおかず・副菜、その全てを満たしているわけですよ!
からあげすごくないですか??
さぁ、「なんとなく信じてあげてもいいや。けど、賛同するには200円くれ」ってあなた。
安心してください。
200円ならあげますよ(限定6人)。
ここまではあくまで個人の推測の範囲内、個人の主観で論を展開していたので、今度は世間の意見も見ていきたいと思います。
恐らく、からあげ最強説を立証するには
・おつまみとして
・ご飯のおかずとして
・弁当のおかずとして
これらにおける、からあげの人気の高さと存在価値の高さを示せば、成り立つのではないかと思うのです。
ではまずは・・・・・おつまみとしてのからあげの世間の評価をみていきたいと思います。
採用するデータは、某ビールメーカーのデータです。
というか、別に会社名を隠す必要もないので、どの会社のデータかと言いますと、(このくだり別にいらなかった)、
サッポロビールのアンケート、
「ビール好きが選んだ Best of おつまみ ランキング」を取り上げます。
このアンケートを実施するにあたり、そうそうたる強豪がエントリーいたしました。
プロ野球メジャーリーグでいえば、マグワイア、ソーサ、バリーボンズの本塁打競争といった感じです。
(情報がけっこー古い)
このそうそうたるメンバーの中で
「ビール好きが選んだ Best of おつまみ ランキング」が発表されました。
そのランキングがこちら!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
な、な、な、なんと!!!!
名だたる強豪たちを抑え、唐揚げちゃん、ぶっちぎりの1位でございます!
2位のえだまめ太郎から倍以上の票を獲得して、堂々の一位でございます!!
予想はしていたものの、やはり強い!!
からあげ×ビール さいっこうーー!!ひゃっほーーーーい!!!
いやぁ、からあげをつまみにビール飲みたいでねぇ~
夏だしね。ビールを浴びたい。
そしてその後シャワーを浴びたい。
(ビールがかかるとベトベトするからね)
さぁ、まずはおつまみとして結果を残しました、からあげパイセン。
では、続いてはご飯のおかず部門でその強さを証明していただきましょう!
ご飯と合うおかずを決めるには「好きな定食ランキング」を見れば、
KING OF OKAZU
の実態が把握できるのではないでしょうか。
〇〇定食に入るものってご飯に合うおかずの指標として、かなり的を得ていると思うのです。
1位 からあげ定食 100pt
2位 とんかつ定食 97.1pt
3位 ハンバーグ定食 94.6pt
てってれーーー!!!!
見事好きな定食ランキングでも並み居る強豪をおさえて、堂々の一位を獲得です!
とんかつに、ハンバーグに、豚の生姜焼き、焼肉、すき焼き・・・・・・
いやはや、ほんっとうに強豪揃いであります。
どれもかしこも、ご飯のお釜を抱えて挑みたいほどの、ご飯との相性抜群のおかずたちです。
ライバルとして不足なし!!
この中で1位とは・・・・からあげのポテンシャルの高さは想像をはるかに超えるものなのかもしれません!!
ご飯のおかずとして不動の人気。
からあげって主張しすぎないし、かと言ってしっかり油もあって肉感もあってご飯のおかずとしては最高なんだよね~
からあげ1個で茶碗の3/4はイケる気がする。
そしてこっちでも①位。
「・いろいろ食べるけど、結局はこれに落ち着く。一番美味しいと思います。(24歳/男性)」
うんうん、落ち着くって気持ちは沁みるほどわかる。。。
ハンバーグとか焼肉ってご飯と合うけど、外行きな感じがして、ちょっとおめかししないと食べれないぞ!って気もするから、
家庭の味感があるからあげは「落ち着いて」気兼ねなくご飯と共に食べられるって気もするんですよね。
さぁさぁでは、続いて弁当にいきましょう!
一番好きなお弁当メニューは?
第1位/からあげ...41人(26.1%)
第2位/たまご焼き...37人(23.6%)
第3位/ハンバーグ...8人(5.1%)
第4位/オムライス...7人(4.5%)
第5位/ウィンナー...5人(3.2%)
三冠達成ーーーーーー!!!!
落合博満、バース、ブーマー、松中・・・・
ついにこれらの歴史に名を遺す名選手と肩を並べてしまいました、からあげパイセン。
すごい、やっぱりすごい!!!
どこへ行っても勝ってしまうのは、本当の強さの証。
競馬で言えば、三冠馬ですよ。
かつてナリタブライアン、ディープインパクト、シンボリルドルフなど、
皐月賞、ダービー、菊花賞、それぞれ距離とコースが違う中、全てにおいて勝つという偉業です。それはどんな条件でも勝ってしまうという本当の強さ。
記事内のコメントにもあった「冷めてもおいしー」というのは、お弁当のおかずとしてとても重要な要素です。
からあげパイセンはもちろん冷めてもおいしい。あったかくてもおいしい。
これは料理としてもはや奇跡なんではないだろうか。
だからこそ最強なのです。
こちらもどうぞ。
ここではライバルたちもご飯のおかずのメンツたちとはまた違ってきます。
お弁当界のプリンス、たまご焼き。
そして、お弁当においてその強さは天井知らずのウインナー。
この中で一位に輝いたからあげパイセンはなんと表現したら良いのやら・・・
「Mr.お弁当」
わたくしはこう呼びたい。
王者であること、派手さはないがそこでしっかりと役割を果たし、いるだけで誰もが「うん」とうなずいてしまう説得力、その存在感には哀愁さえも感じる・・・・
ダンディズムも兼ね備えたからあげさんには、「Mr.お弁当」の呼び名を献上したいと思います。
さぁそろそろ
「マジでからあげって最強なんじゃねぇか・・・、やるじゃねーかからあげさんよ~・・・・」
って思ってきた、あなた。
きっとあなたの右足はすでにローソンがある方角へと向いているかもしれません。
おつまみに、ご飯のおかずに、お弁当の主役に、どこを切り取ってもからあげパイセンの存在感はとてつもなく大きく、もはや人類には欠かせない存在であると言っても過言ではないかと思います。
そう、からあげは最強なのです。
(きっと・・・・・)
僕が・・・あなたが・・・おじいちゃんが・・・おかあさんが・・・渋谷にいるギャルが・・・・車で鼻毛を抜いている外回りのおじさんが・・・
みんながみんな、愛して止まないからあげは、愛される理由が確かにあったのです。
(きっと・・・・・)
これまで、個人の予想的観点と、
都合がよさげなランキングデータばかり集めてきた感じもする証拠を以って、
(民を納得させるには多少強引も必要、と政治家から学びました)
「からあげ最強説」を話させていただきましたが、
最後の一押しとして、専門家に助けていただきましょう!
そうすれば、「からあげ最強!!」と力強く言っておきながらも、言った直後に
(きっと・・・・)
とまだまだ自信のなさをうかがわせる文字も消えるはず!!!
ここで登場していただくのは、
日本唐揚協会・会長でもあり、
「からあげのすべて」
という著書も持つ
やすひさ・てっぺいさんです。
やすひさ・てっぺいさんはからあげの人気の理由をこう分析しています。
やすひさ・てっぺいさん曰く、
唐揚げは、飲食の3形態(外食・中食・内食)、シーンの3形態(おやつ・つまみ・おかず)、いずれにもマッチする。つまり、私たちの食のスタイル網羅していることが、人気の秘密だというわけです。
そう今まで僕がおよそ5日もかけてウダウダと書いてきたことはこの3行に凝縮されているのです!
むしろこの3行さえあれば、これまでの僕の100行くらいの文章なんていらない!!
無駄!いらない!ゴミ!徒労!人生の遠回り!
オレの暇人ーーーーーー!!!!!
得てして人生なんてそんな無駄の繰り返しです。
っていうかそんなオレの、まさに「無駄話」なんてどーでもよくて、
さきほどのやすひさ先生の珠玉の3行を解説しますと・・
(もしかしたらスマホで見てる人は3行じゃないかもしれないけど、そんなことはこの際水に流してくださいませ・・・)
飲食の3形態(外食・中食・内食)とは
外食・・・・お店などで食べること
中食・・・・コンビニでお弁当などを買ってきて家で食べること
内食・・・・家で調理して食べること
つまり、家で調理して食卓に並ぶ時も、お弁当としてパッケージされる時も、レストランで出される時も、どこでもからあげは登場することができ、みんなから愛され、あったかくても冷めてもそのおいしさを発揮することができるのです。
そして、シーンの3形態(おやつ・つまみ・おかず)。
これは文字通り、小腹がすいた時にスナック感覚でも、ビールのお供としても、ご飯の強力なパートナーとしても、オールラウンドで必要とされる存在であること。
そうわたくしはこれまで言ってきたことを、またしても端的に表してくださってます。
さすが専門家!!!泣
(スピードが速い世の中では端的であることが好まれます)
しかし!!
こうやって、専門家の方もからあげのそのポテンシャルの高さを説いてくれています!!
どうでしょうか!!!皆さん!!
これで「からあげ最強説」、少しだけでも共感してくださいますでしょうか?
からあげはどの料理にも負けない、全国民が大好きな、最強の食べ物なのです!!!!
からあげは最強なのです!!!
(きっと・・・・・・)
まとめ
ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回、わたくしめが言わずとも、からあげが皆さんにとって、とても大切な存在であること、国民食であることは周知の事実でした。
僕なんかが言わなくても、きっとどこかで同じようなことを誰かが言っていたと思います。
でもふと僕が「からあげってどんなシーンにおいても最強なんじゃないか?」と思った時、この想いを誰かと共感したいと思い、
「からあげ 最強」とネットで検索をかけたところ、
胸を張って「からあげ最強だーーーー!!!」と言っている記事が1つも見当たらなかったのです。
僕は高ぶる想いを消化しきれず、必死に探しました。
でも意外や意外、無限に広がるネット社会において「からあげ最強!」と声高に、そのソウルと共に語っている記事が1つも見当たらなかったのです。
だから、「これは僕が書くしかない。」そう、心に決めて、からあげの素晴らしさを今回書かせていただいたわけでございます。
そして僕が言いたかったことはひとつだけ。
「からあげってやっぱり素晴らしい」
身近にありすぎる余り、その真の素晴らしさ、ありがたさを見落としてしまっていたように感じます。
大切なものはいつだって目の前にあります。
いつだってあなたのそばにいてくれます。
その大切さに気付いていながらも面と向かって向き合わなかっただけなのかもしれません。
強引にイイこと言ってる風にしているのはバレてるとは思いますが、
我々にとってからあげはまさにその境地に近い存在でもあるのは間違いではないと思います。
だから、もう一度、いま一度、
からあげ・・・・・・LOVEで、
からあげ愛をみんなで味わっていきましょう。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
それでは!!!!
(このブログは本来、音楽ブログです)
原田将生