リオ五輪開会式でパフォーマンス~Anittaアニッタ
リオデジャネイロオリンピック、やっぱり!盛り上がってますねぇ~
っていうかオリンピックが盛り上がらなかったらセカイノオワリですね。
世間がひとつのことで熱くなれるって嬉しいことです。
しかも共通で同じ「japan」を応援してる。
渡る世間は鬼ばかりだと思ってましたが、そんな世間が同じ方向を向いて応援してる!
これだからオリンピックって素晴らしいなぁって思いました。
さて、リオオリンピックは日本時間の8/6(土)に開幕しました。
毎回オリンピックの開会式では、いろいろなセレモニーと一緒にアーティストパフォーマンスが行われます。
前回ロンドンの時にはポールマッカートニーがLIVEをしました。
未だにビートルズの世界的な影響力の大きさを感じました。
そして、次回東京ではどのアーティストがLIVEを行うのか、
すでにネット上では白熱した議論が起こっています。
個人的に今パッと思い浮かんだ、東京オリンピックでパフォーマンスしてほしいアーティストは、三浦大知さんです。
歌、ダンス、エンターテイメント性、どれをとっても日本を代表できるアーティストだと思います。
さて、では今回のリオデジャネイロオリンピックではどのアーティストが開会式でパフォーマンスしたかと言うと・・・
3人のアーティストがパフォーマンスしました。
そのうちの2人はカエターノ・ヴェローゾ、 ジルベルト・ジルという70代のアーティスト。
2人共、MPP(エムペーペー)というボサノバの影響を受けたブラジルのポピュラー音楽をこれまで引っ張ってきた人物なんだそう。
もうレジェンド級のアーティストなんでしょうね。
そして、その3人の中で紅一点、リオ五輪開幕式でパフォーマンスしたのが
Anitta(アニッタ)
セーーーーーークゥーーーーーシィーーーーーーー!!フォーーーーーーー!!!
このAnittaというアーティスト、現在23歳。
まだまだ若い女性シンガーですが、今ブラジルでは
サッカーならネイマール、ポップスならアニッタと言われるほど、ブラジルで人気のあるシンガーなんだそう。
一時期はそのネイマールとも恋人の噂があったんだって。
セクシー歌姫とも言われてるらしく、特徴的なのはヒップでございます。
ブラジルではお尻の大きな女性がセクシーだと言われております。
セクシー歌姫Anittaも御多分に洩れず大きなヒップ。
このMVでもその大きなセクシーヒップをいかんなくフリフリしております。
Bang (Clipe Oficial) - Anitta
こんなにケツふりますかね?
こんなにケツをふったMVは初めて観ました。
いや、MVではないが、腰フリと言えば日本にはこの人がいた。
腰フリ、フォーーーーーーーーーー!!!!!
腰フリがオリンピック種目にあれば、AnittaとレイザーラモンHGは頂上決戦を繰り広げていたでしょう。
さてさて、腰フリフリ具合は今回の趣旨とは異なるのでこの辺りにしておきまして、
このセクシー歌姫が今のブラジル音楽を象徴しているというには、オリンピック開会式で彼女がパフォーマンスしたことがすでに物語っています。
現代のブラジルの音楽はファンキ・カリオカというブラジル独自の音楽がベースになっているんだそう。
さっきの曲はアメリカ直輸入という気がしますが、この曲なんかは特にファンキ・カリオカの雰囲気が感じられる一曲。
Show das Poderosas (Clipe Oficial) - Anitta
このファンキ・カリオカというのは、元々はブラジルにファンクミュージックが輸入されて、そこからブラジル独自にファンクがアレンジされて生まれた音楽なんだそう。
ファンキ・カリオカも直訳すると「リオデジャネイロのファンク」という意味。
特徴はリズムです。陽気さが否応なくにじみ出ているそのリズムは、元々はダンスパーティーでファンクを流していたのが起源にあるからなんでしょう。
ヅン・ッチャ・ッチャ・ヅンチャッチャ・・・・というリズムの繰り返しが基本になっていて、元々はこのリズムにラップのようなものを乗っけていたのが始まりだったそうなんですが、
最近はこれに歌ものを乗っけることによって、流行りの音楽が形成されているとのこと。
Na Batida (Clipe Oficial) - Anitta
うん、2曲くらい聞けばなんとなく特徴的なリズムの感覚がわかってきますね。
最近のブラジルで流行ってる音楽は、このファンキ・カリオカのリズムに、アメリカのR&Bなどの要素がミックスされて出来ているみたいです。
Essa Mina É Louca - Anitta Part. Jhama
うん、シンプルにしっかり異国間がある音楽で、こういう音楽は非日常を感じさせてくれていいですね。
海辺でこれを流すのもいいかも。
単純にレゲエっぽい音とも違う、やっぱりブラジル臭がただよう独特の音楽です。
ということで、Anittaいかがでしょうか?
単純にセクシーなビジュアルから入るのもいいと思いますし、
ファンキ・カリオカの独特なリズムが好きって人もいると思います。
ファンキ・カリオカのリズムは夏のビーチにも相性よさそうですよね~。
せっかくのブラジル開催のオリンピック。
この機会にブラジル音楽にたくさん触れるのもアリかもしれません。
では!!!
原田将生